ケイさん:
製造は、配合(原料を混合)→検査(製品として出荷できるかどうか確認する)→充てん・計量(出来上がった製品を一定の重さにして容器に詰める)→出荷(製品を箱詰めして発送する)、という工程で進みます。
アイちゃん:
ねえねえ、お母さん、工場の玄関に JISマークついてるよ。これ、なあに?
ケイさん:
JISすなわち日本工業規格というのはね、工業製品の品質や性能が一定の基準を満たすと通商産業省が保証する印よ。基準を維持しているか定期的な検査もあるのよ。ハチハチの工場はJISの基準を満たしているのね。あれ、カイくんはどこかしら?
カイくん:
お母さん、こっちこっち。見て、工場の中で掃除機を掛けてるよ!
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ケイさん:
じゃあ、工場の中を見てみましょう、、、製品を作る前に、ちゃんと工場のお掃除をしてるのよ。いい製品を作るには整理整頓が大切なの。工場の床はいつでもピカピカよ。
アイちゃん:
誰かさんとは違うわね!ところでカイくん、お部屋の掃除はいつしたっけ?
カイくん:
ヘヘヘ、、、
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ケイさん:
銀色の大きな金属製の箱は混合タンクよ。この中に原料を投入して混ぜ合わせて製品を作るのよ。
カイくん:
お風呂みたいだね。でも、これ横向きだよ。原料を入れたらこぼれちゃう。
ケイさん:
原料を入れるときはタンクが回転して上向きになるから心配ないのよ。製品が完成して取り出す時に横向きにするの。タンクの中のらせんのプロペラがあるでしょ。これが回って原料を混合するのよ。
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